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表4.3

魚雷艇1 AF 0.75 1.03 1.60 0.90 1.08 1.65     △=72 L=27

βt=1.71

C 51.4 30.9 36.7 49.7 53.2 28.6    
魚雷艇3 AF 1.050 0.758 1.742 1.008 1.367 0.783 1.008 0.583 △=106 L=33.5

βt=5.60

C 27.6 37.4 23.0 31.0 20.7 22.6 27.3 25.6
AF 1.175 0.592 0.933 0.619        
C 26.1 42.5 33.5 38.6        
救難艇1 AF 4.14 0.39 4.72 1.18 5.89 2.18     △=31 L=23

βt=1.81

C 9.26 24.6 6.88 26.8 7.12 16.2    
魚雷艇4 AF 2.55 2.15             △=110 L=30

βt=1.96

C 17.5 24.5            
救難艇2 AF 4.63 4.63 4.46 0.79 3.91 3.91     △=49 L=25

βt=13.4

C 5.0 6.8 11.9 11.9 10.7 7.0    
巡視艇4 AF 3.91 3.69 2.104           △=52 L=26

βt=21.8

C 12.17 20.26 22.52          
巡視艇5 AF 2.42 1.99 2.76 2.52 1.21 2.32     △=125 L=35

βt=11.53

C 9.47 9.64 9.47 10.01 14.39 13.59    

救難艇2の場合、波長は航走毎の出会周期から計算したものであるが、向波航走で得た波長は追波航走で得た波長の約2倍であった。向波航走の平均出会周期は同調周期に近く、追波航走の平均出会周期は同調周期の約1.5倍だった。固有周期を越すと波高が余り高くない波にも応答しているのであるが、一般に追波による上下加速度は大きくなく、スラミングを伴うことはごく稀である。航走毎の平均出会周期は次の通りである。

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縦方向曲げモーメント分布の例を図4.7に示す。甲板応力とその位置の断面係数から計算したものであるが、D3は機関室前壁の際に当たるので、局部曲げの影響が入っている可能性がある。

図中「31向1」等は、31ノット向波例1という意味である。

31向1は機関室前壁付近に衝撃を受けたもので、D3応力値が特に高いのは隔壁突上げによる局部曲げが加わっているのかもしれない。この例を除けば、一般にサギングモーメントの方が大きく出ている。

以上のようにして実艇で得た加速度と曲げモーメントとの関係をプロットして、多少の余裕を持たせて発生し得る最大曲げモーメントを求める。ディープV系船型を除いたもの(βt<5°)に対しては図4.8に示すように

115-3.gif

 

 

 

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